MAに欠かせない5つの機能
マーケティングオートメーションとは、マーケティングに関して「集客」や「販売促進」「顧客管理」などの一連の業務を自動化・連動化させて行う取り組みのことで、現在多くのツールが市場には出回っています。
それらツール郡を比較してみても基本的には、リードマネジメント、メールマーケティング、キャンペーンマネジメント、モバイルエンゲージメント、スコアリングの5つの機能が組み込まれています。
早速、意味不明な横文字が出てきましたね。 もし、このまま進んでしまうと「あんたこそ、知ったかぶりの営業マン!!」なんて言われそうですので、ちょっと説明を・・・。
リードマネジメント
簡単に言えば「見込顧客を育成するための活動」のことなのですが、まずリードマネジメントのリードは英語で「Leads」と表記で「見込顧客」を意味しています。
ですので「見込み客をマネジメントする」という意味合いで、MAツールにおいての具体的な流れとしては、獲得した見込み客データをデータベース化し、テレセールスやDM発送などの様々なマーケティング手法を実施し、これまでの見込み客から顧客に育成するというもので、これまで各作業がうまく関連づいていなかったもを点から線にして成果を上げようというもの。
また、「リードジェネレーション」「リードナーチャリング」という言葉もあり、「リードジェネレーション」というのが、潜在的なニーズを持つ見込み客を獲得するマーケティング手法で、「リードナーチャリング」というのは、直訳すると「見込み顧客の育成」という意味で集めた見込み客情報を活用しニーズを顕在化させていくマーケティング手法です。
まぁ、いつも思うんですが、もっと日本人にわかりやすいように横文字表記をやめてもらえないものでしょうかね?
メールマーケティング
いまさらメール、バンバンうってもしょうがないだろ??なんて声が聞こえてきそうですが、いまもまだメールの力は侮れません。
一般的にメールマーケティングというと「メールマガジン」だろなんて思われがちなのですが、メールマガジンはメールマーケティングにおけるひとつの手法であり、他にもターゲットメール、ステップメールなど様々なメールマーケティング手法は存在しています。
ちなみに、
キャンペーンマネジメント
各社、販売促進の目的でキャンペーンを実施することになるかと思いますが、そのキャンペーン実績を統合的に管理していくことで、キャンペーン自体が、見込み顧客の特定、獲得から成約、離反防止や継続的購入促進などの取り組みまでのプロセスを指していますから、それを管理しようとするとある程度のツールが必要になります。
モバイルエンゲージメント
エンゲージメントというのが、商品、ブランド、番組、コンテンツなどに対する消費者の積極的な関与や行動のことで、近年のスマートフォンをはじめとしたモバイルデバイスの普及のことを考えると避けては通れないところではあります。
スコアリング
マーケティングオートメーションが持つもっとも重要な機能の1つで、見込み客の購買に対する準備の度合いを知るための手法で、もっとも難しいところです。
まぁ、一口に「マーケティングオートメーション」、マーケティングにおける煩雑な業務を自動化するために開発されたツールと言えば簡単に聞こえるのですけど、実際、それを使う人間の技量や理解度も必要となっていますから、「導入すれば儲かる!!」なんて甘い考えは持たずし、しっかりと使いこなせるような努力は怠りたくはないものです。