マーケティングオートメーションについて
マーケティングオートメーション(Marketing Automation)、通称「MA」。
やたら最近、耳にする言葉ですが、果たしてどれくらいのヒトがその本質を理解して話しているのでしょうね?
横文字好きの営業さんが知ったかぶりで、とにかく話されることが多くなってきていますね。
そんなわけで、2014年ぐらいから日本でも話題になりはじめたこの「MA」について、自身の理解と忘備録的にまとめていきたいと思っています。
ちなみに「MA」は文字通り「エムエー」と呼ばれます。
「獲得した見込み客を一元的に管理し、選別、育成を行い、一連の業務を自動化・連動化させて行う取り組み」
まぁ、てっとり早く言えば、「マーケティング活動をテクノロジーによって自動化するツール」のことで、 現在の消費行動においては、ユーザーの行動が多様化、変化していることによって、マーケティングの手法も多様に複雑化してきており、万人に受け入れられるようなマーケティングのやり方では物を売ることが難しくなってきています。
であれば、各個人がそれに対応すればいいだけだろ?? なんて思われがちですが、正直なところ、現代の消費行動は十人十色といっても過言ではなく、それを人間がいちいち対応しておいては、時間が足りないですし、まさにブラック企業化しかねません。
そんな中「ユーザーそれぞれの興味関心や行動に合わせたマーケティングを行いたい」「ルール化できるような仕事は簡略化、自動化し、人間はもっと別の仕事をしよう」という発想が生まれ、次第にマーケティングオートメーションという概念が注目を浴びるようになりました。
マーケティング業務の効率化、かつ質の向上、誰でもが簡単に情報を見ることが出来るようになることなど、様々なことにおいてメリットは大となるツールです。
今後、AIとも結びつきそうな分野ですから、いまのうちからしっかりと学んでおきたいですね。