ちょっと古い話ですけど、Adobe Systemsが、マーケティングオートメーション大手のMarketoを47億5000万ドルで買収することで合意し、取引は9~11月期中に完了の見込みなのだそうですね。
どうやらこの買収により、Marketoの技術を「Adobe Experience Cloud」に組み込み、ビジネスソフト分野で競合するsalesforce.comやOracleなどに対抗する狙いがあるのだそうで、なかなか思い切った買収となりましたね。
アドビは、デジタル分野においてエンタープライズテクノロジーのビジョナリーカンパニーとも言えますし、B2Bマーケターを成功に導いてきたマルケトの実績が加わることによって、アナリティクス、コンテンツ、パーソナライゼーション、広告、コマースなどのソリューションを揃えたAdobe Experience Cloudをしっかりと補完してくれそうですね。
Adobe Experience Cloud
Adobeといえば、Photoshop、Illustratorなどのクリエイティブツールを提供するCreative Cloud ソリューション、 Adobe Acrobat DCやAdobe Signなどのドキュメントワークフローを実現する Document Cloud ソリューション、そしてデジタルを通して革新的で最高の顧客体験を実現する Experience Cloud ソリューションという3つのサービスを提供しています。